ジェダイト(翡翠輝石、硬玉)は5月の誕生石で、ジェード(翡翠)の中でパイロクシーン(Pyroxene、輝石グループ)に属する鉱石の事をいいます。流通上、本翡翠(ほんひすい)と言った場合には、ジェダイト(翡翠輝石、硬玉)を指す言葉になります。
もともとジェダイト(翡翠輝石、硬玉)とネフライト(角閃石、軟玉)は同じ鉱物で、1863年にその分類がされるまではジェード(ヒスイ、翡翠、玉)として取り扱われて来ました。そのため、ジェード(翡翠、玉)に関する神話や伝説、故事やパワーストーンとしての伝承は、いずれの鉱物も同一であると考えていいと思います。ただし、ジェード(翡翠、玉)の中にも階級はあって、現在ジェダイト(翡翠輝石、硬玉)と呼ばれる鉱物の方が、美しい鉱物として珍重され、強い効力を持つジェード(翡翠、玉)とされていたようです。
古くから中国ではジェード(翡翠、玉)を「翡翠玉」と呼び、この石は人々に珍重されてきました。人々を魅了する「玉」には霊力が宿っていると信じられ、皇帝や権力者達に結びつけて考えられてきました。神々の力が宿った神聖な石として大切に取り扱われてきたようです。神事を取り扱う、高貴な人間の証として、ジェード(翡翠、玉)で作った祭祀器を用いて儀式を行ったとされています。若葉を思わせる緑色をしたジェード(翡翠、玉)は豊穣や生命を象徴する石として殊更に珍重されてきたようです。
ジェード(翡翠、玉)は霊力の宿った幸運の石として、魔よけやお守りに用いられてきました。災難から持ち主を守ってくれると考えられてきたようです。また、硬く壊れにくい石である事から、健康や長寿、友情を象徴する石として、古くから人々に親しまれてきました。
古くから霊力を宿した石として伝承されてきたジェード(翡翠、玉)は、霊力や精神力をサポートし、精神を安定させて潜在能力を引き出し、気力を充実させる効力があるとされています。また、様々な治療用にも用いられ、死者の魂を沈める石としても利用されていたようです。
丸玉
丸玉は勾玉同様、魂の形といわれています。丸玉は安定、円満などを象徴する形で、エネルギーのバランスを最適なものにしてくれるとされています。また、安心感を与える形であり、乱れた心を平静に保つことが出来るようになるといわれています。丸玉は石の持つエネルギーを全方向に均等に放出する形とされ、なじみやすく、安定したエネルギーの供給を受けることが出来るといわれます。
※ クラック、インクルージョン等の入っている場合もございますが、これは天然石ならではの現象です。
※ 携帯用ポーチは別売(最下段)となります。10mmφ丸玉1個を入れるのに最適なものはSサイズとなります。
※ 通常10mmφ丸玉の選択はショップ任せが一般的ですが、こちらでは自分で好みの石をお選び頂けます!