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エメラルド ( 翠玉・緑玉 )   -   メーテルワールド 幸運の道具屋 パワーストーン辞典  Powerd by B-StoneNet


エメラルド (翠玉・緑玉)
----- 精神と肉体を癒し、愛を与えるヒーリングストーン -----

 鉱物データ

【名称:英名】 Emerald (エメラルド)
【名称:和名】 翠玉 (すいぎょく)、緑玉 (りょくぎょく)
【宝石言葉】 幸運 希望 愛のパワーを増す 幸福 結婚 安定
【誕生石】 5月
【分類】 珪酸塩鉱物   【グループ】 酸化鉱物   【組成式】 Be3Al2Si6O18
【結晶系】 六方晶系   【光沢】 ガラス光沢   【条痕】 白   【劈開】 なし
【硬度】 7.5-8   【比重】 2.68-2.78
【屈折率】 1.577-1.583   【複屈折】 0.0040-0.0070
【主要産地】 コロンビア 他

エメラルドは5月の誕生石で、ベリル(英名「Beryl」、和名「緑柱石」)の中で、美しい緑色をした鉱物をいいます。エメラルドの神秘的な美しい緑色は、鉱物中に含有されるごく少量のクロムによるものとされています。人気のある石で、日本女性の好きな宝石の中では、真珠・ダイヤモンドと共に、常に上位に位置しています。

 語源

エメラルドは古代には東方の交易者によってヨーロッパに伝えられたようです。元々はサンスクリット語の「スマラカタ(緑の貴石)」。この言葉が変化し、ギリシャ語で「スマクラグドス(smaragdos)」、ラテン語で「スマラグダス(Smaragdus)」になりました。ラテン語の「スマラグダス(Smaragdus)」は、その俗語として「スマラルダス(esmaraldus)」に変化しました。これが古代フランス語で「エスメラルド(Esmeraude)」、中英語で「エムロード(Emeraude)」となり、現在の英語で「エメラルド(Emerald)」となったとされています。

 伝承・効果

エメラルドの持つ深く美しい緑色は、古くから人々の心を魅了してきました。古代の人々はこの神秘的な石に、超自然的な力を感じ、人の心に安らぎを与える貴石として崇拝していました。乱れた感情を鎮めて、精神と肉体を癒し、思考力を高めて心身共にパワーアップする力がある石として伝承されています。

春を象徴し、木々の鮮やかな緑をそのまま石にしたようなエメラルドは、目の力と強く関係していると考えられていたようです。この石を持つと、視野が広がり、眼力が得られ、未来を予見する力が与えられるといわれてきました。その結果として、賢さ・知恵・成功・記憶力・雄弁さ・財産などがもたらされる石とされたようです。それが転じて、幸福な結婚生活と安定をもたらす貴石となり、持ち主に愛と癒しを与えるパワーストーンとして伝承されてきました。

エメラルドの持つヒーリング効果の高さから、古くは毒虫の刺し傷、眼病を治療する薬としても用いられていたようです。

 メーテルのリーディング

かつては魔法や呪いなどに用いられており、そのエネルギーがあるように感じます。この石をリーディングしていると、双葉が沢山見えてきます。若葉です。大きなエネルギーがその上から注いでいるように感じます。エメラルドは地球の恵みを意味しているのかもしれません。

自由自在に操るには難しいのですが大きなエネルギーなので、努力を惜しまないのであれば、この石は強い味方になってくれるでしょう。

 おもしろ豆知識

 エメラルドは貴石(Precious stone)の一つで、ダイヤモンド・ルビー・サファイヤとともに四大宝石の一つとされています。

 エメラルドは日本人女性には特に人気が高く、真珠・ダイヤモンドとともに、人気の上位に位置しています。

 ベリルの硬度は、7.5で、比較的硬い鉱物と言えます。しかし、強度はかなり弱く、ベリルの中でも、エメラルドの強度はさらに低いので、取り扱いには注意が必要です。

 エメラルドは汗や化粧品、塩素系の洗剤には強いのですが、強度が弱いために衝撃には弱い鉱物です。汚れた場合の超音波洗浄はさけて下さい。

 エジプトの王女クレオパトラがこよなく愛した宝石としても有名です。彼女は自らの名前をつけた鉱山に多くの奴隷を送り込んでエメラルドを採掘させ、宝石箱にこぼれるほどのエメラルドを所有していたといわれています。

 中世では、エメラルドには未来を予知させる力があると信じられ、キリスト教では、イエスの親切・善良な心の象徴とされて尊ばれていました。

 美の女神ヴィーナスに愛された石とされています。エメラルドはユダヤ教のラビの間では「聖なる宝石」と呼ばれ、カトリックでは「法王石」ともよばれています。

 西洋には、「エメラルドと人間に傷のないものはない」ということわざがあります。傷のない天然のエメラルドは皆無に等しいのですが、これはエメラルドの結晶時にクロムなどの不純物が入り込み、インクルージョンやクラックを作り出すためです。ところが、このクロムが微量入り込んだ事により、エメラルドの神秘的な緑色が作り出されているのです。

 エメラルドはベリル系宝石の中の一つで、色によって名称が異なる代表的な鉱物とされています。有名なものに、コランダム系の宝石の中で色によって区別されるルビーやサファイヤといったものがありますが、これと同様です。ベリルの中で強い緑色を示す鉱物はエメラルド、海水青色を示す鉱物はアクアマリン、ピンク色示す鉱物はモルガナイト、黄緑色を示す鉱物はヘリオドール、無色の鉱物はゴッシェナイトとよばれています。

 

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