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レピドライト (リシア雲母・鱗雲母)
----- 変革の石、プラス思考でポジティブに ----- |
鉱物データ
【名称:英名】 Lepidolite (レピドライト)
【名称:和名】 リシア雲母 (りしあうんも)・鱗雲母 (りんうんも)・紅雲母(べにうんも)
【流通名】 ---
【宝石言葉】 ---
【誕生石】 ---
【分類】 珪酸塩鉱物 【グループ】 フィロ珪酸塩鉱物 【組成式】 KLi1.5Al1.5AlSi3O10F2
から KLi2,AlSi4O10F2
【産状】 薄い板状の結晶(鱗片状結晶)の集合体
【結晶系】 単斜晶系 【透明度】 透明から半透明
【光沢】 真珠光沢
【色】 ピンク色・赤紫色・紫灰色・帯灰色・白
【条痕】 無色 【劈開】 底面に著しい劈開 【断口】 ---
【モース硬度】 2.5-4 【比重】 2.7-3.3
【屈折率】 --- 【複屈折】 ---
【主要産地】 ブラジル 他
レピドライトは雲母(マイカ、Mica)の一種で、酸性火成岩中(花崗岩やペグマタイト等)に産出します。ピンク系の色合いを呈するものは、含有物であるリチウムに起因しています。レピドライトというのはトリリシオ雲母とポリリシオ雲母の間の系列名で、特定の鉱物を指す独立種ではありません。
語源
レピドライトは底面に著しい劈開があり、薄い板状に剥離する性質を持ちます。真珠光沢を持ち、結晶が鱗のように剥離することから、ギリシャ語のLepidos(鱗の意味)に由来して名付けられました。
伝承・効果
レピドライトは古くから変革の石とされてきました。新しいことに挑戦するときや周囲の環境が著しく変化するとき、レピドライトを持っているとその変革を素直に受け入れて柔軟に対応し、周囲で起きるネガティブな事象をポジティブな事象としてとらえる事が出来るようになるとされています。自分の進むべき道を見据え、目標を達成出来るようにサポートしてくれる石といってもいいでしょう。
レピドライトはヒーリング効果を期待出来る石で、精神的な不安を優しく癒してくれる効果があるとされています。肉体と精神のバランスを保ち、感情を平静に保つ効果があるとされ、持ち主の創造力を刺激して前向きなプラス思考をもたらしてくれるとされています。過去にトラウマを持つ方は、それを克服出来るようにサポートしてくれるでしょう。自分自身の変革を望む場合、レピドライトを持つと良い方向に導いてくれるとされています。
レピドライトは血液の循環を良くする効果があるとされています。また安眠にも効果があると言われていますので不眠に悩む方は身近に置いてみるのもいいでしょう。
浄化方法
クラスター・さざれ石・流水・スマッジング・日光浴・月光浴 (個々の浄化方法についてはこちらを参照して下さい)
流水や日光浴を用いた浄化方法は、退色や変質の原因となる場合がありますので避けた方がいいでしょう。モース硬度は2.5-4と柔らかめ(空気中の砂塵はモース硬度7)です。保管時は他の石と別にした方がいいでしょう。
メーテルのリーディング
不思議な石です。暖かい希望の光に満ちあふれています。ゆったりとした感覚にみまわれ、細かいことで悩む気持ちが嘘のようにひいていきます。発想の転換をもたらしてくれるような気がします。
おもしろ豆知識
※ レピドライトは水を嫌いますので、宝飾品として身につける場合、汗等の水分に注意して下さい。ぬれたら柔らかな布で水分を拭き取ってあげて下さい。
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