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オパール
----- 幸せを運ぶ愛の石 ----- |
オパールの鉱物データ
【名称:英名】 Opal (オパール)
【名称:和名】 蛋白石 (たんぱくせき)
【流通名】 ---
【別名】 ---
【宝石言葉】 純粋無垢、幸福を得る、歓喜、忍耐、健康、無邪気、安楽
【誕生石・記念石】 2月14日(ピンクオパール)、6月16日(ブルーオパール)
【分類】 --- 【グループ】 --- 【組成式】 SiO2・nH2O
【産状】 ---
【結晶系】 単斜晶系 【透明度】 透明から半透明
【光沢】 ガラス光沢、樹脂光沢、真珠光沢
【色】 乳白色、橘色、赤色、黄色、灰色、緑色、黒色 他
【条痕】 白色 【劈開】 なし 【断口】 貝殻状
【モース硬度】 5.5-6.5 【比重】 1.99-2.25
【屈折率】 1.44-1.47(メキシコ産は通常1.42-1.43) 【複屈折】 ---
【主要産地】 メキシコ、オーストラリア 他
オパールはいくつかに分類されます。遊色効果のあるものをプレシャス・オパール、遊色効果がなくても色が綺麗なものをコモン・オパール、色が綺麗でも透明度のないものをオパライトと呼びます。また、褐色の母岩のついたオパールはボルダー・オパールとよびます。ただしボルダー・オパールというのは本来、オパールの産出形状をしめす用語でしたが、現在では品種分類のための用語として用いられています。現在ボルダー・オパールといえば、オーストラリア、クイーンズランド州で採掘されるライマナイト(褐鉄鉱)内で発見されるプレシャス・オパールを指していいます。
オパールの語源
オパールの語源は石を意味するサンスクリット語です。
オパールの伝承・効果
オパールは霊的能力、直観力を高め、意識を向上させる効果があると云われています。また、オパールは持ち主に活力を与え、想像力や創造性を活発にするといわれています。無から有を生む力のある石ですので、何かを開発したり、クリエイティブな仕事に携わっている方などにおすすめ出来る石です。
古代の民族は、オパールに魔術的な力があると信じ、その輝きからこの石は希望を象徴して幸せを招くお守りであると位置づけ、崇拝したと云われています。古くは、眼病の治療に用いられ、また、視力を回復して、心臓、肺、血液の不調を改善する力があると伝承されてきました。
ピンクオパールは従来、オパールの一種として扱われてきましたが、1977年にオパールではなく、パリゴルスカイトという鉱石であることがわかりました。名称としては従来どおりピンクオパールとして流通しています。純粋なピンク色の結晶は少なく、ほとんどはポルダー・オパール(母岩付きのオパール)に近い状態で産出されます。2月14日の誕生石で、宝石言葉は「愛の出会い」です。
ブルーオパールはコモン・オパール(不透明または、ほぼ不透明な遊色効果のないオパール)に分類され、美しく青い地色が出ているものほど評価されます。透明なブルーオパールも中にはありますが、非常に稀です。コモン・オパールの産出国は限られており、なかなか見つからない石のひとつです。6月16日の誕生石で、宝石言葉は「爽やかな愛情表現」です。
オパールの浄化方法
クラスター・さざれ石・流水・スマッジング・日光浴・月光浴 (個々の浄化方法についてはこちらを参照して下さい)
オパールは水分を多く含む鉱石です。乾燥に弱く、亀裂が入ったり退色して輝きが鈍くなったりする可能性もありますので、日光浴による浄化は避けた方がいいでしょう。
オパールに関するメーテルのリーディング
オパールは心についた傷口を綺麗に癒してくれるようです。心変わりの石で、明るい光へ向かう道が示されているようですので、良好な関係を再構築する復縁に用いることが出来るでしょう。女性の首と肩によいエネルギーが見えます。循環器系や美容に良い効果を与えてくれそうです。
オパールのおもしろ豆知識
※ プリニウスの「博物誌」では、「オパルス(opalus)」、オルフェウスの「リティカ」では「オパッリオス(opallios)」、アルベルトゥオスの「鉱物書」では「オフタルムス(ophtalmus)」と呼ばれています。
※ 古代ローマ時代、オパールは神の石であり、エジプトやバビロンでは光と水のお守り、そしてギリシャ時代には、未来を予知する宝石とされていました。
オパールの商品ページ紹介
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