純潔のシンボル 芸術的センスの増強

真珠 Pearl  南洋 日本

宝石言葉は「富と健康 長寿」真珠は海水産と淡水産に大別できます。
または、結婚三十周年記念石(妻の変わらぬ清らかさに感謝して)、社交界 デビュー記念(純潔のシンボルとしてデビューの門出に)有機物となっております。

パールは鉱物ではなく生命体が作り出す有機物の宝石として第一番に挙げられます。日本の特 産でもあるパールは、慶弔、年齢、服装を問わず広く愛用されています。

パールは貝の中に入った異物から自分の身を守るために、自分の分泌物で包み、幾重 にも分泌物の層を重ねています。人々はその真珠の成り方に惹かれました。抵抗と苦しみの過程を乗り越えて美しい輝きを放 つ真珠貝の辛抱強さと、その命の中に、悲しみを喜びに変える女性の力を重ね合わせ、 気品と富のシンボルとされてきました。

富の象徴の1つに、「運が良い」=「ツキがよい」つまり、真珠も人もツキ(月)に左右されるという説があります。

 

メーテルのリーディング

セレブの持ち物といった印象があります。着飾る美しさ、しなやかさがあります。

海の花です。水色の透明なガラスの様な花が見えます。真珠は海の中に咲く花なのかもしれません。大変美しい花が見えました。

美を象徴しているように感じます。ビーナスの誕生を思い起こさせます。あらゆる美を司っているようです。

自らが持っている美を引き出す力があるようです。古代のクレオパトラや楊貴妃が美しさを保つと信じていたのも頷けます。

女性のもつ美を追求していきます。肌も髪もパールの力で美しさを醸し出していきます。

年齢と共にパールの魅力に惹かれるようです。これは本能的に肌や髪に対する心遣いが無意識に求めているのかもしれません。永遠の美を持ちつつけたいというエネルギーが同調しているのでしょう。

如意輪観音の持つ如意宝珠は真珠ではないかとも云われています。

 

 おもしろ豆知識

  • クレオパトラは、ローマ将軍アントニウスへの激しい 愛と国運を掛けて、身につけていたパールを酢に溶かして飲み干したというエピソー ドが残っています。飲用するといつまでも不老長寿で美しさを保つと東洋でも古くか ら信じられ、かの楊貴妃もいつも口にパールを含んでいたといいます。

  • 一般に異物(核)が偶然入ってできるものが天然真珠、人工的に入れて作るものが養 殖真珠と大別されます。天然真珠の歴史は古く、日本書記や古事記にも「しらたま」として登場します。

  • 1863年(明治26年)御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功するまで、天然真珠の価値は同じ大きさのダイアモンドに匹敵するほど高価なもので した。

  • 光沢:光沢とは宝石の表面の光の反射の質のことです。
    真珠の光沢の質は、巻きと関係かあります。巻きとは、真珠の核を取り巻く真珠層の厚さのことです。この巻きが厚いものは、反射が深く、その結果、重みのある光沢を示します。光沢の良いものを指して、照りがいい、ということがあります。照りのいい真珠は、つやのある、重心の低い、底光りのような輝きをしています。

  • 真珠の養殖では、真珠の生成を促す為に異物をあらかじめ注入します。特にアコヤ貝の仲間や貽貝の中で砂粒など異物の刺激に対する貝の自然的な防衛反応により、その刺激物を包む様に分泌された、アラゴナイトの層である真珠層が積み重なって固い真珠となります。
    養殖真珠の「挿核」は小さなビーズを核として用いられています。

  • 南洋の方が巻きが厚く、アコヤ貝は薄いと云われています。

  • 淡水パールは母貝はイケチョウ貝やカラス貝で、琵琶湖や霞ヶ浦生み出されています。
    淡水真珠は、核を使わずに別のイケチョウ貝の肉片を入れるのが他の養殖真珠と違う所です。
    1つの貝に、20〜30片入れる事が可能で実に多彩な色合いの淡水真珠が生産されています。

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