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ロッククリスタル(水晶)
----- 魔よけ、浄化作用、邪念を振り払い幸運を招く護符 ----- |
鉱物データ
【名称:英名】 RockCrystal (ロック・クリスタル)
【名称:和名】 水晶(すいしょう)
【流通名】 4月(正式には4月の誕生石はダイヤモンド)
【宝石言葉】 純粋
【誕生石】 ---
【分類】 酸化鉱物 【グループ】 珪酸塩グループ 【組成式】 SiO2
【産状】 柱状結晶・群晶・双晶・塊状 他
【結晶系】 六方晶系 【透明度】 透明ないし半透明
【光沢】 ガラス光沢
【色】 無色・白色・乳白色 他
【条痕】 --- 【劈開】 なし 【断口】 貝殻状
【硬度】 7 【比重】 2.65
【屈折率】 1.544-1.553 【複屈折】 0.009
【主要産地】 ブラジル、日本、ミャンマー、スリランカ 他、世界各地に分布
クォーツグループの結晶石中で、無色透明な物をロッククリスタル(水晶)といいます。ガラス光沢を持ちます。珪岩、火成岩、変成岩、堆積岩などに生成し、地表に広く分布しています。硬度は7で、空気中を漂う砂塵と同じですから、通常保存では余り神経質にならなくても大丈夫です。
語源
水晶は清流の源でよく発見されたことから、水精と呼ばれます。スイス・アルプスの氷河に覆われた地域から水晶が発見されたため、神が創造した水であると信じられ、古くは水の結晶した化石と信じられていたことなどに由来して、ギリシャ語で「氷」を意味する「クリタロス」から派生して、「クリスタル」と呼ばれるようになったとされています。
伝承・効果
水晶は無色透明の神秘的な石で、不思議な力を持つ石として、古くから魔よけと言い伝えられてきました。古代勾玉にも使用されたほど歴史が古く、日本でも縄文・古墳時代にかけて多く加工されていました。
水晶は無色透明の神秘的な結晶をしているため、その結晶には精霊や生命が宿っているといわれ、身につけていると、人の悪意を払いのけ、神の加護を受けることが出来、厄をなくし、心を癒してくれると伝承されてきました。水晶はすべてを浄化し、清めてくれ、そして貴方に幸運を呼びこむ石です。水晶を身近に置いておくことで、その効果を感じることが出来、またアクセサリーとして、常に身につけておくことで、石のパワーを常時受けることが出来ると伝承されます。
水晶を枕元に置いたり、枕の下に入れたりすることで、夢でお告げやヒントが得られるとも言われています。水晶を身近に置いたら、眠る前に筆記用具も傍に起きましょう。夢の内容を書き留めておくことで、その時には意味が分からないことも、後になってわかったりするものです。
メーテルのリーディング
光があります。その中に入りたくなるような優しい光です。万能でパワーストーンの王様ともいえるかもしれません。浄化力が強く、先端から注がれるエネルギーはわき水のように流れ澄んでいます。水晶を真上からみた六角形は浄化の波動であると感じています。中心から六角の角に向かって真っ直ぐ線が伸びています。
水晶のポイントやクラスターは浄化作用が強いのもこのことから理解できます。原石には原石エネルギーがあり、強い波動があります。特にクリスタルには石に刻み込まれたメッセージがあります。例えばレコードキーバーもその一つです。ひとつひとつに石の表情が違い、それぞれの石とアクセスすれば、色々な情報を得ることができます。アクセスするには瞑想する方法をとります。
研磨されているものはポリッシュ(磨き)といいますが、原石エネルギーを緩和しています。石に刻み込まれたメッセージも消してしまいますが、ある一定の形を作ることでエネルギーが通じやすくなる場合があります。、形によってエネルギーの通り道が出来るというのでしょうか。原石とは違い、同調しやすくなっています。丸玉や勾玉、宝珠等、色々な形に研磨されたものが存在しますが、それぞれ魂と同調しやすい形になっています。
丸玉は魂(ソウル)の形です。勾玉も魂です。尾がついているのです。生きている場合には尾がついていると解釈しています。身体に繋がっています。恐らく永遠の命やエネルギーを象った形でしょう。2つ合わせて1つというのも光と影です。男女とも考えられます。丸玉、勾玉等は比較的早く魂に同調します。
おもしろ豆知識
※ 水晶は日本の国石です。
※ 水晶は無色透明の神秘的な石である事から、本来4月の誕生石とされているダイヤモンドに代わって、4月の誕生石として扱われる事もあります。
※ たまにクォーツという言葉で水晶を表現する事がありますが、正確にはクォーツというと石英の事をさして言います。水晶は石英(二酸化ケイ素)の中でも特に無色で透明なものを指し、きわめて普通にみられる結晶鉱物です。
※ 国の内外を問わず、水晶は水が凍って出来たものと長い間信じられてきました。
英語名クリスタル(Crystal)はギリシャ語で氷を意味するクリスタロス(Crystalos)を語源にしています。日本では、江戸時代の人々は水晶を水の精として”水精″と呼び、透明な美しさの中に精霊が宿ると信じ、特別な思いを抱いていました。
※ 水晶は結婚15周年記念石です。昔の女性は18歳〜19歳で結婚を考え、男性も26〜27歳の頃には結婚する人が圧倒的に多かったことから、ちょうど結婚15周年くらいで厄年(女33歳、男42歳)となります。この事から、厄除け、浄霊の石が結婚15周年記念石として選ばれたのだと思います。
※ 神功皇后は海で拾った水晶を大切にしたということです。神功皇后には巫女(シャーマン)的能力が備わっていて、豊浦で拾ったという水晶「如意玉」を手にしてから、益々その力を強く発揮しました。皇子が応神天皇になってからも母后として69年間も神がかり政治を行い、101歳で天寿をまっとうしたと云われています。
生前彼女が大切にしていた「如意玉」は、現在西宮市の「広田神社」に御神宝として祭られています。
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