古来、兎は月の精と考えられ、めでたい瑞兆とされていました。いわれは仏教からきています。ある日、森に迷い込んだ哀れな老人が居ました。前世の行いによって獣の姿になったと信じ込んでいた兎と狐と猿は、せめて今からでも良い行いをしようと思い、どうにかして彼を助けようと考えました。狐は魚を猿は木の実を持ってきて、その老人に差し出します。ところが兎には差し出すものが何もありませんでした。
そこで、火をおこしてもらうよう老人にいいます。老人は薪に火をつけると、兎は「私は何のお役にも立てません。せめて、私の肉を食べて下さい。」と言って、勢いよくその中に飛び込みました。兎の決心が本当であることを知った老人は帝釈天へと姿を変えて兎の自己犠牲の気持ちを汲み、獣達に向かって、「この比類なく尊い心、限りなく高い徳が世界中の人が、この兎の徳を仰ぎ見ることが出来るよう、私は願わずにはいられない。」といい、月の表面にその兎の姿を残したのだそうです。
リーディングによると兎は沢山の人と同調しやすい形をしています。愛くるしい姿は誰からも受け入れられやすい姿といえます。うさぎをお守りとして持つことで、人との関わりが上手になり、誰からも愛される社交的な人間になるよう導いてくれそうです。
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※ 天然石から作られているため、色合いに個体差がございます。
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