☆☆☆ New!!! カメオ ☆☆☆
宝石に凸型に浮き彫りされたものをカメオ(Cameo)とよびます。インタリオは裏側から凹型に掘られたものです。
宝石の彫刻は人類文明発祥の地メソポタミアに、起源を発するといわれ今から約6000年もの昔、紀元前4000年頃のエラムやシュメール文明の時代に、すでに高度な宝石彫刻がなされていたといわれます。カメオのように浮き彫りの彫刻がされるようなるのは紀元前4世紀、アレキサンダー大帝の時代からヘレニズム文明の時代にかけて見られます。
制作している所はドイツのイーダー・オーバーシュタイン市で、世界中の90%以上生産されています。
今回ご紹介する材料はめのうです。品質が潜晶質のため、よごれやしみがつきやすいので、年に1〜2度、ブラシに中性洗剤をつけて、よく洗い、その後流水で充分に洗剤を洗い流して下さい。そうすることで、何年も変わらずその美しきを保つことができます。
めのうは大変に硬いために、通常の使用において傷がつくことは殆どありません。ただし潜晶質のめのうは、化学的薬品や湿度、紫外線などの強い光に対して反応しやすいので、使用後は、宝石箱などの中に、乾燥剤を入れて保存されることをおすすめします。
シェルやオパールでもカメオは作られます。
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